鶏胸肉で揚げ物を作ると、もも肉と比べてどうしてもパサつきがちで、唐揚げを作ると堅くなってしまいますよね。私は胸肉ではしっとり鶏ハムか、この簡単チーズカツのどちらかを作ることが多いです。揚げ用ナベを用意する必要が無いので楽ちんです。
作り方
鶏胸肉を厚さが半分になるように切り、上側の面だけ塩コショウします。そこに小麦粉を振りかけ、油を大さじ3杯くらい入れて温めたフライパンに小麦粉を振った面を下になるように入れて焼き始めます。
片面を焼きながら、上になった面に塩コショウ、小麦粉をします。そして、その上にピザ用とろけるチーズを多めにのせ、パン粉をかけます。
フタをして3分くらい焼きます。
チーズとパン粉の間に、お好みでミックスハーブ(ローズマリー、タイム、オレガノなど)をかけるとイタリア風になります。
チーズが溶けて、パン粉がくっつきます。普通にカツを作るときの卵の役割をチーズがしてくれます。チーズのフチが少し色づいて香ばしくなるのが美味しい!
ひっくり返す直前に、フライパンを揺すって鶏肉がフライパンから離れて動くのを確かめます。ひっくり返したら、そちら側にもチーズとパン粉をかけ、フタをします。
ひっくり返すときに多少衣がはがれても気にせず乗っけておいてください。なんとなく形にはなるモンです。
ジャガイモなどの付け合わせも一緒に出来ます。最後の面を焼くときにまわりに入れればひっくり返すときに邪魔にならないので、数分で火が通る大きさにしておく方が作りやすいです。
便利な道具
私は小麦粉を振る時が面倒でした。肉を切った手を洗い、湿り気が無くなるように完全に拭いて、小麦粉のタッパーからスプーンで小麦粉を取り、食材の上で茶こしなどに入れ、振る。ひっくり返した後でもう一度使うので小皿などに使ったスプーンや茶こしを置いておき…。
あ~面倒くさいっ!地味に面倒くさい。
コレを一気に解消できるものに出会いました。↓
これです。コレを買ってから、小麦粉降りが楽しくなりました。
フタを開けると粉ふるいが付いていて、容器を振るだけでパウダー状の小麦粉が振れるすぐれもの。ささやかなようでいて大きな違い。
開封した小麦粉は常温保存をするとダニがわくらしいのでコレごと冷蔵庫に入れた方が良さそうです。
今日のまとめ
この作り方だと、普通の作り方の時には必要な、卵のバットやパン粉のバットもなく、洗い物も少なくて済みます。家族にも大好評なのでよく作ります。