コストコの人気お総菜、ロティサリーチキンです。この大きさ、この迫力で699円はコストコならではという感じです。メインのごちそうとしても申し分ありません。骨付きモモ肉の部分だけのパックもありますが、そちらは明らかに割高です。切り分け方を知らなくて丸ごとの方に手を出さないなんてもったいない!
クリスマスには是非、自分で切り分けて、お得で豪華なディナーを!
目次
用意する道具
丸ごと鶏を解体するのに特別に強い道具が必要なイメージがあるかもしれません。実際は骨を切ったりする必要は全くないので普通のステーキナイフとハサミさえあれば出来ちゃいます。
ハサミもゴム?か、たこ糸のようなものを切るだけなので、洗えれば何でも良いです。(鶏肉の脂がつくから)
まずはモモ肉(足の部分)
はじめに、ハサミで足2本をしばってあるひもを切ります。ゴムみたいに伸びるので、切ったときパチンと飛ばないかだけ注意。
ひもを切ったら足を外側に開いて関節を外す感じ。
なんだかちょっとアラレのない姿ですが、外側に開くと、自然と肉のかたまりがはがれてきます。ここのすき間にナイフを入れて肉のすき間の薄い膜を切ってモモのかたまりを外します。外れる最後にくっついている骨の所は関節の間にナイフを入れればとれます。
こうして取ったのがモモ部分。反対の足も同じ要領で外します。
2本とれました。子供たちはここの部分が好きで取り合い。
アメリカ人はムネ肉が好き
ちなみに、モモ肉のこの部分は日本の鶏はもっと大きいと思いませんか? 若鶏か親鳥かという違いはもちろんあると思いますが、バランス的にアメリカの鶏はモモが小さいそうです。アメリカ人がムネ肉が好きなので、ムネが大きくなるように品種改良されているそうです。
日本人は圧倒的にモモ肉が好きなので、モモ肉が大きくなるように品種改良されているそうです。
次は手羽(手の部分)
体の横にちょこんとついている手羽も、キチンとしばられていますから手羽を引っ張りながらハサミでひもを切ります。あとはモモと同じくぐりっと関節を外すように引っ張り、ナイフで関節の間あたりをねらって切ります。
手羽も小さいので食べるところはほとんどない感じですが、コクがあって美味しいはずの部分。長女が好きなのでたいてい彼女が食べます。
体からムネとササミを取る
体の部分の真ん中ををたてに切ります。何となくへこんだ線が見えるところです。
ここを切り分けるときは皮が身からはがれやすいので気をつけて、半身を切ってからササミを取ります。
軟骨はここにある
背骨の中央あたりに茶色くて堅い部分と柔らかめの白い部分がつながってる骨がとれます。この白いところは食べられます。こりこりと美味しい。焼鳥屋さんとかで人気の部分。鶏1羽に1個しかとれません。
茶色いところは堅くて食べられません。
ウチは半身を残して1回の食事が終わる感じ。飽きなければ2日で食べきります。飽きてしまった場合は肉を細くさいてサラダにのせたり、インゲンなどと合わせてマヨネーズで和えてサンドイッチにしたりします。
クリスマスに買うときの注意点
クリスマスイブはコストコはとても混みます。特にチキン売り場はごった返してガラガラが衝突しそう。身動きできないほどになります。
みんな焼き上がりを待っていて、鶏のショーケースは空っぽです。整理券みたいのが配布されて、焼き上がり時間が書いてある券を持って他の売り場をうろうろ待つことになります。
裏技
そこで、① その日に買いにいくことがあれば覚悟して行くこと。
② お店に入ったら真っ先に整理券を取りに鶏売り場に行くこと
③ 他の買い物をしながら時間を潰し、指定された時間に鶏売り場に行ってゲットすべし。
今日のまとめ
切り分け方はだいたいで大丈夫。手をケガしないように、ナイフを傷めないように。なんとなくバラせればいい、ぐらいでやれば何とかなります。結構、出来ちゃうモンです。