ケイトウの色はいつまでも色あせないでずっと楽しませてくれます。切ってからずいぶん経ち、ドライになっているはずなのに変わらず瑞々しいピンク色です。
このアレンジは水を使っていません。このままテーブルの上でドライフラワーになっても良いかなと思っています。お皿の上にはケイトウの種が落ちて集められるというおまけ付き。
ケイトウとリーフのブーケ
ケイトウの花が終わり、大きすぎる頭をもたげて枯れていくところを種とりのために切ってありました。あんまり花部分の色がキレイなので茎の付け根でチョキン。子供が陶芸体験で焼いたハート型のお皿に2つ乗せてみました。
周りにぐるっと置いてあるのはキモッコウバラのツル。トゲはないと思っていたらちょっぴりはあるんですね。指に刺してビックリしました。ハサミでトゲを切り、ぐるっと巻いてリースを作り、オリーブの枝を挟んであります。
モッコウバラがしおれた
気に入っていたのですが、次の日にはモッコウバラの葉っぱがしおれていました。かっこよくドライになってくれないかなと思ったけど仕方ないのでアレンジし直し。
周りの葉っぱはオリーブだけにして、リースを作るには長さが足りなかったので髪を結ぶ小さい輪ゴムで縛って固定しました。
お皿の縁にはコニファーなどを小さく切って差し込んであります。シルバーリーフを使うと冬っぽいアレンジになります。初めのパターンよりさりげなく賑やかになって、もっと気に入りました。これならキレイにこのままドライになってくれそうです。
おみやげブーケ
この日はお客様をおもてなしする日でした。テーブルを花で飾り、お帰りの際におみやげにするつもりでもう一つミニブーケを。
コニファーやシロタエギク、ユーカリなどのシルバーリーフを使って冬っぽく。色味を緑、赤、シルバーにしてみました。
バラのツボミの、大きくてころんとしているのがシャンテ・ロゼ・ミサト。緑の茎でピンクっぽいツボミはじつはアイスバーグなんです。普段は純白のバラですが、寒くなるとピンクがかったものが出ることがあります。
赤いセージは早いうちに花が落ちてしまいますが、その他のものは結構長く楽しめるはずです。
今日のまとめ
お客様が見える日。庭の花は計画通りに咲いてくれるわけはありません。室内の掃除を済ませ、玄関を掃きに出て、ハサミを持って庭を回る。そのときの私の心に余裕があるかがブーケの出来に現れてしまう気がします。
今日美しさのピークの花か、持ち帰りやすくこれから美しくピークを迎える花かも大事なポイント。喜んでくださるといいなぁ。