ウチの庭にはヒヨドリがよく来ます。いつも来る二羽はきっとつがいでしょう。ウチの庭が食事コースになっているのか毎日のように来て、木の実を食べていくことが多いです。
ヒヨドリの他にも、スズメやメジロ、シジュウカラが来ることもあります。ハトは、ミモザに巣を作ったこともあります。
今回は特にヒヨドリが好んで食べていく実を紹介します。上の画像は今回初めてヒヨドリが食べているところを見かけたアスパラガスの実。カエルの卵みたいに、中身が透けてる。
アスパラガス(観賞用)の実
このアスパラガスは観賞用で、何年も室内に育てていました。大きくなりすぎてきたのですが株分けはせず、大きめの鉢に植え替えてから庭に出しっぱなしにしておいたものです。去年は寒さで葉が一度枯れ、春に食用アスパラガスのミニミニサイズの芽が出て伸び、また茂ったものです。
そういえばこの寒さにも枯れずに残っているなんて、忘れてましたが知りませんでした。鉢を大きくしたのが防寒になったのか、水分量がちょうどいいのか?
花はここ2年ほど咲き、実は今年初めてつきました。株が充実してきたのか、風が花粉を運んだのか?気にとめていなかったので知らないことばかりですが、ともかく実は可愛らしい。上の画像は夏の終わりの頃。
今回、ヒヨドリが何か食べてるのは気がついていました。でも、それも忘れて枯れて黄色くなった枝を切って捨てようと思ったら、こんなに実がついていました。
中が透けて黒っぽいものが入っているのが見えます。
赤く色づいているものもあります。ヒヨドリは、赤も黒も両方食べていました。せっかくなので割って観察。
水分を多く含んだものもそうでもないものも。美味しそうには見えないけれど、ヒヨドリはいかにも美味しそうに食べていたので、この枝も庭にほおって残らず食べてもらうことにしました。
ナンテン
1月の今、食べていくのはナンテンです。今年はこれでも食べられていない方です。例年だったら実がほとんど残っていないところですが今年は他に食べるものがあるのでしょう。
ウメモドキ
これは実があるときの画像です。今は実も葉も全くない状態です。実は長い間赤くたくさん実って私の目を楽しませてくれていましたが、寒くなり始めるとすぐに食べられてしまい、一粒も残っていません。きっと美味しいのでしょう。
ヤツデ
これは毎年最後にならないと食べないヤツデ。他のものがなくなると食べるようです。今年は他の実が豊富なようなので食べられずに済むかな?これまで食べられちゃうと、庭が殺風景になってしまう。
ジューンベリー
これだけは別格で、人が食べるために植えてあるのでネットをかけて守ります。そうしないと、ものすごい勢いで食べられてしまいます。ネットがあってもものともせず、果敢にチャレンジしに来ます。
甘酸っぱく子供も大好きなので、これだけはヒヨドリから死守したい。
今日のまとめ
庭の楽しみは花だけじゃなく、そこに自然があり、季節が変われば風景も変わり、いろんな生き物が共存していることを感じることができるってこと。見ていて飽きない。