最近ストウブにどっぷりはまっている私。ついに3つになりました。あんなに重さにちゅうちょして買わずにいたのに、ルクルーゼを1つ買ってからというもの、1ヶ月に1つのペースで鋳物ホウロウナベが我が家に増えていきます。
今回選んだのはストウブの炊飯用、la cocot de GOHAN(ラ ココット デ ゴハン)のMサイズです。
目次
このナベを選んだ理由
私は平日は毎朝お弁当を作っています。今までは炊飯器のタイマーをセットして寝て、朝起きたら炊きたてほかほかができあがっているというのがパターンでした。
ところが、ストウブで炊いたご飯が美味しいと聞き、持っている20cmココットや、ワナベMで炊いてみました。そうしたら思ったより簡単に美味しくできたので何となく続けているうちに、気がついたらもう2ヶ月近く炊飯器で炊いてないことに気がついたのです。
まさか、自分がこんなに毎日ナベでご飯を炊くようになるとは思っていませんでしたが、自然な成り行きだったような気がします。白米なら精米から炊いて、蒸らし上がりまで35分くらいで出来ます。お弁当を食べる家族が、炊飯器で炊いたご飯よりもストウブで炊いたものの方が冷めても美味しいと言ったことがきっかけです。
炊飯器はずいぶん前からコンセントを抜いてあり、炊飯器のお釜でお米をとぎ、水は炊飯器の目盛りで量ります。そのままフタをして吸水させておく入れ物として使っていました。
ウチは夜は玄米ご飯を食べることが多いのです。玄米の給水時間は理想は12時間なので、午前中に洗って吸水させておく場所として便利でした。
お弁当を作る朝に、いちいち火加減を見ながらタイマーを使ってご飯を炊くかなぁ?と思ってきましたが、気軽にやり始めてみたら意外と毎日出来るもので、それならストウブの、ご飯を炊くことに特化したナベを試してみたくなったのです。
そこで購入したのがラ ココット de GOHAN Mサイズ(グレー)です。
ちなみに今回はYahooショッピングで買いました。理由は5のつく日キャンペーンで、毎月5、15、25日はポイントが大きく付くのでお得だからです。価格は日々変わりますし、ポイントはその都度かならず確認したほうがいいとおもいます。楽天がお得な場合もありますのでご注意ください。
ラ ココット de GOHANの特徴
ご飯を炊くことに特化しているので他のストウブのナベよりもバランス的に深さがあります。このボディーのデザインは羽釜を模しているらしいです。
ころんとして可愛らしい。
この深さ故にご飯を炊いている時の吹きこぼれがしにくくなるのでしょう。ちなみに私がココット20cmで3合炊いたり、ワナベMで2,5合炊いたりすると少し吹きこぼれていました。たいした量じゃないし、掃除が大変なことにもならないのであまり気にしていませんが、特に玄米は糠の分、容量が多いし、水も白米の1,5倍入れるので吹きこぼれしやすくなります。
20cmのナベよりこのくらい高さがあります。
ワナベと比べるとこんなにも違います。
ラ ココット de GOHAN Mは1~2合炊飯が推奨、4合が限界ということですが、玄米も含めて何度も炊いて、合う量を見つけたいと思っています。
フタの裏のナイキのマークみたいな突起はシステラといって、食材から出る水蒸気を効率よく水滴に戻し、ナベの中に降り注ぐように考えられたものだとか。
ラ ココット de GOHAN Mはフタ裏に16と書いてあるので、16cmということですね。
私が初めに買った鋳物ホウロウナベはルクルーゼの27cmオーバルで、次がストウブの20cmココット、その次がストウブのWa-NABEのM(18cm相当)で、今回が16cmですから、だんだん小さいものを買っていってることに気がつきました。
これは全くの偶然です。だんだんには欲しいと思っているストウブは14cm、24cm、28cmと様々で、欲しいものを一度に全部買うわけにいかないので使用頻度などを考えて優先順位を付けたらこうなっただけのことです。
届いたものをよく見たら、フタのAの字の下とBの字の下にまるでほくろのように気泡が入っています。Aの字も少しグレーの色が乗りすぎです。でも、使用感には関係のない、個性なんでしょう。
使い始めて思ったこと
悪い点
私は手が小さい方です。ナベを洗うとき、こんなに持ちにくいとは思っていませんでした。
取っ手が指が入らない形なので、置いて洗うか、このようにナベのフチと底に指をかけて手首を返しながら右手に持ったスポンジの泡をこすっていく感じになると思うんですが、これが思った以上にやりにくい。本体はこぶりながらかなりの重さなので気をつけなくてはいけません。
使用前にシーズニングという油ならしをします。このお手入れは定期的にするものなので、今後何度もやることになりますが、今までの他のナベでは感じたことがないくらいやりにくかったです。
油を引いてナベを熱して、キッチンペーパーで拭きのばしてという作業の時、手の甲が熱い鍋肌につきそうになります。直径が小さく、深さがあるためやりにくいんです。お箸などでキッチンペーパーを挟んでやった方が良いかも知れません。
直径が小さいのに高さがあって重いので、小さい面積に重さが集中します。
母に編んでもらったアクリル毛糸の鍋敷きが、他のストウブの重さでは平気だったのにラ ココット de GOHANではぺっちゃんこで戻らないところを見て笑えました。(ウッドボードに乗っているのがつぶれた鍋敷き)
配達されたときに入っていた衝撃吸収のためのクッション材(空気が入ったビニール)が、ナベの真下だけつぶれてました。
丈夫な鍋敷きを考えないと。
良い点
深さがある分、吹きこぼれにくい。
ころんと小さい分、テーブルに置いておいても邪魔になりにくい。
ココットなどで炊くより美味しいという話も聞きますが、まだ改心の出来にたどり着いていません。(炊いたの2回目)普通には美味しいですが。玄米や胚芽米、水の量など日々実験してみます。
ポットカバーが何とか入りました。これで保温性も少し上がるかな。もう少し、合う大きさのものを母にリクエストしちゃおうかしら。(母は手芸が趣味なのでほとんどお任せしちゃうのです。)
これでメニューはこう変わる!?
今まで20cmココットか、ワナベMでご飯を炊いていたので、残った方とルクルーゼ27cmを使ってメインやおかず、お味噌汁などを作っていました。これからはご飯担当のナベがあるので、メニューの自由度が上がると思います。
煮物などを多めに作って次の日も温め返して食べるときも、違うおかずを足すことが出来ます。
ルクルーゼやストウブを買った4ヶ月前まで毎日使っていたティファールや、炊飯器も壊れたわけではないのになぜか、一度使わなくなるとそのままになるんですね~。
この2週間後、ついに炊飯器を…
この記事を書いてから2週間後。ついに炊飯器をキッチンから片付けました。炊飯器がなくても全く困らないことに気がついたのです。
お米を吸水させるのも、ストウブの中でいいやという気持ちになりました。気をつけなければいけないのは、ストウブでお米をとぐときに持ちにくくて落とさないかと言うこと。ザルなどを使った方がやりやすいでしょう。
私は精米器でその日の分だけ玄米から精米しているので、(玄米のままのことも多い。)ぬかが酸化していないのであまり研がなくても良いんです。
水の量は、炊飯器の目盛りを利用していたときが一番楽でしたが、計量カップで量って入れることにしました。白米ならお米と同量。玄米なら1.5倍。胚芽米はその中間。
フタのフチに水がついていないようにくるっと拭いてフタをして就寝。朝起きたら少しだけフタをずらして炊き始める。毎日のパターンが出来てきました。
やってみたら意外と楽ちん。お弁当を持って行く家族も、炊飯器で炊いたご飯より美味しいと言います。炊飯器があったスペースが空いたし、良いことずくめ!
今日のまとめ
シーズニングをしたり、ナベの内側が白っぽくなってくれば酢水をわかしたり、お手入れがなかなか大変なナベなのに、手がかかるほど愛着がわいてくる不思議なナベです。丁寧に扱いながら、日々の料理を楽しみます。