リンゴのフジを一冬に40kgぐらい買います。一日3個ぐらい切って、家族5人で食べてしまいます。パキパキとした歯ごたえが好きで飽きません。でも少し古くなってくると歯ごたえが変わってくるのでとたんに子供の手が伸びなくなってきます。
いつもアップルパイやリンゴジャムは紅玉で作っています。紅玉の酸味が煮ると良い感じになるからですが、今回は少し古くなってしまったフジでチャレンジしてみます。
酸味が欲しいので、コストコで以前買って冷凍庫に入れておいたクランベリーを一緒に煮ることにしました。(クランベリージャムを作ったときの記事はこちら)
上の写真はまだ煮途中です。もう一息煮ます。
材料はこちら
フジは大きめのを2個。クランベリーは1カップ。砂糖はきび砂糖に似た素精糖(そせいとう)1カップ。シークヮーサー1個分の汁。水は半カップ。
大きめのリンゴだったので、2個切るとナベ一杯になってしまいました。黒いナベ肌に白いリンゴが映えます。
入るかな?と、少し心配になりましたがなんとかなったようです。水は、瑞々しい新鮮なリンゴだったら少なめで良かったかもしれないけれど、半カップ入れました。クランベリーは水気が全くないので必要だろうと思ったからです。
前回クランベリージャムを作った時はミカンジュースを入れましたが、今回はなかったので業務スーパーで買ったシークヮーサーの原液を少しだけ足しました。
途中でシナモンを入れていないことに気がついてかけました。ジャムのようにさっぱりし上げたかったのでバターは入れていませんが、入れてもコクが出たと思います。
この時点でフタをして5分くらい煮たトコだと思います。もうだいぶ水分が回ってきています。
クランベリーはつぶしながら煮る
クランベリーは煮ると柔らかくなってくるので軽くつぶしながら煮ます。仕上がって冷めてくると赤色が濃く出てきます。
この前アップルパイを作ったときに煮たリンゴには砂糖が少なすぎて物足りない味になっちゃったので、ここで少し味見をしました。まだまだシャバシャバしていますが、ジャムは冷めると堅くなるのであまり煮詰めようと意識しなくて大丈夫です。
私はリンゴのシャキシャキ感が少し残っている方が好きなので20~25分で火を止めました。火加減は初めからずっと極弱火です。
少し冷めてくると色味もとろみも変わってきます。ここでいったん中身をガラス容器などへ移してワナベを洗い、ケーキの用意。
ホットケーキミックス
得意の(笑)ホットケーキミックスを表示通りに混ぜます。Wa-NABEにはクッキングシートをかぶせておきます。
前回はナベの底に具を並べて上からホットケーキミックスを流し入れて焼きましたが少し焦がしたので、今回はホットケーキミックスに直接具を混ぜて焼いてみることにしました。お茶碗1パイ分くらいの量を混ぜました。
フタをして弱火でじっくり。
5分後。ほとんど変化無し。
10分後。表面がプクプクしてきましたが、ひっくり返す勇気がないのでもう少し様子を見ます。
20分近くなって、クッキングシートを少し持ち上げてみるとだいぶ安定してきている感じがしたのでひっくり返そうと決意。両手で動かしてみると、ん~、香ばしい匂い。。
また、少し焦がしたかな?と思いつつもえいっ!と。
う~ん、やっぱり上手くいかなかった気がする!焦げてるし。
焼き上がり
裏は5分くらいで良いと思います。で、お皿の上にえいっとひっくり返したら…
こうきたか~のところが焦げてました。ひっくり返すときに中身のどろっとした部分が流れ出たところですね。
これは子供には食べさせられないと思って黒いところをはがし、少しかじってみたら、苦くありませんでした。なので、結局私が食べちゃいました。底の焦げたところは食べられる感じじゃなかったので切ってよけました。
で、上のはがしたところが不格好なので、急きょアイシングを思いつき、検索。そしたらあれって意外と簡単なんですね!粉糖にレモン汁や水分をほんの少しずつ加えて練るだけらしいので、やってみました。
ウチにあった粉糖はもともと茶色いヤツだったので、何だかキャラメルみたいになりましたが…。粉糖とシークヮーサー原液と水を混ぜただけです。
かけたらこんな感じ。本当はもっと堅めのアイシングの方が上手く乗ってくれたようですが、さすがに砂糖使いすぎかなと思って。
時間が経つと固まってテリッテリ。しみこんじゃった部分もあるけど、まあ、今回はヨシとしましょう!
家族は、おかわりして食べてくれました。子供が食べながら、「これ作るの大変?またすぐ作ってよ!」なんて言ってくれたりしちゃうので、またやります!少しずつ上手になるかな?
今日のまとめ
少し古くなったリンゴが活きました。クランベリーの酸味が良い味を出してくれたんだと思います。クランベリーが冷凍庫にあると、いつでも作れて便利!またコストコで見かけたら買います!